No.45 羽衣の家

2006年7月
狭小間口の木造2階建
意匠設計水上建設株式会社
構造設計木構造建築研究所 田原(担当: 足達)
施工者 水上建設株式会社

狭小間口の2階建てで、屋根を登り梁形式にした建物です。

小屋組は4寸角の部材を基本に構成しています。

「とも生きの杉」使用。

 

一部を天井無しにすることで、狭さを感じさせない建物です。

室内は真壁、野地板現しとなっていて、杉のぬくもりを感じ取れる空間です。

小屋裏の一部は収納になっています。


屋根面は杉厚板を使っていますが、ずれ止めダボで板間のずれを止めて一体化させ、釘を板の上面から脳天打ちすることで、高い剛性を確保しています。


品確法における設計評価等級3相当の高性能を有した建物です。


 ©Tahara Architect & Associates, 2008