No.10 泉尾教会

1997年9月
大阪府高槻市内のキリスト教会
意匠設計横山設計
構造設計木構造建築研究所 田原(担当: 村田・鈴木)
施工者 有明工務店
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この教会は、カトリックの教会であり、建設にあたっては「まず、阪神・淡路大震災のような大地震が起こった時の避難施設となるように安全なものにしてほしい。」との要望があり、現在の品確法で検証した場合、等級3以上の性能を有している。

礼拝室では、祭壇の背後にRC外壁にあってそれが水平力を支えるシステムとなっている。

礼拝室の他の3方向がほぼ開放になっているので、屋根面を合板で固めてRCの壁まで荷重を伝達するようにしている。



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建て方時


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礼拝堂内部見上げ


礼拝堂の空間は8m角程度ある空間を、四隅からの登り梁で合掌を組んで、中央部のリング+タイバーで屋根が広がろうとする力を支持している。

この空間も当事務所よりの構造デザインの提案である。

 ©Tahara Architect & Associates, 2003