意匠設計 | : | 松尾建築設計室 |
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構造設計 | : | 木構造建築研究所 田原(担当:中尾 ) |
施工者 | : | 中島工務店 |
設計者の自邸+仕事場
軒を深く取った南面が特徴となっています。庇の持ち出しは1・2階共約1.4m。
下屋部分の大きな軒出は持出梁で軒桁を持ち出して実現しています。
2階屋根の持出は垂木背を大きくして、通常の持出方式で持ち出しています。
LDKは2階にあります。小屋組を登梁方式で組んでいて、室内は登梁に合せた勾配天井です。
構造上、2階は写真右側に少しだけ見えているスキップフロア部との境界ラインで区切られているだけでほぼ一室となっています。
通常であれば、火打ち梁が必要になる面積ですが、登梁上に合板24mmを直貼することで、必要な屋根水平強度・剛性を確保しています。
それほど天井は高くないのですが、南面の窓配置や、床レベルのアップダウンがうまく使われていて、適度な広がりを感じさせる空間となっています。
構造とはあまり関係ありませんが、階段の途中に水平ドアが設けられていて、保温のために2階部分と1階部分を仕切ることが出来るようになっています。⇒
2階からの写真の左側は、スキップフロア部分が見えています。
スキップフロア部は階段の途中から出入できるようになっています。
また、スキップフロア上部はロフトになっています。