私の尊敬する人で、機械設計を専業とするエンジニアの小堀設計の小堀氏のホームページに また、現代の「もの作り」に対する苦言、提言、名言とも言えるコメントがあったので 自分なりに解釈し説明します。
この前 遊園地のジェットコースターの軸が破損してアメリカで観光客が死んだ
三菱系トラックの タイヤのハブが破損して歩行者が死んだ
六本木ヒルズの回転扉に子供が挟まれて死んだ
管理者や警備にも悪い点が有りますが設計者がちゃんと知識を持っていないと人が死ぬのです 知識を持っていると災害を防げるので有ります
極端なことを言うと「知識のない者が設計をすることは犯罪になる」仕事が出来る資格=仕事が出来る知識ではない!と思うのは私一人でしょうか?
この問題が解からない方に申し上げます
私はむさ苦しいヨレヨレの機械設計を生業にするおっさんです
貴方を洗脳するつもりはないし
その余裕も有りませんが
私は 貴方による 被害者を 出来るだけ出したくないのです
私は 貴方を 加害者にしたくないのです
仕事を終わってからでも 2時間/1日でよいから
「安全とは何か?」と言う知識力を付けることに努力して頂くことを 希望しています
貴方がこれからも仕事を続けるためにも・・・・
明日の 貴方のために 是非 良いと思うところだけでも参考にしてくださいませ
どうですか? この文章。
機械設計では、毎日、毎時、毎秒に人命がかかっているのです。
つまり機械設計ではデザインのみで設計が終わり、ものづくりが行われていないのです。
このことが木造住宅の設計と根本的に違うところで、建築学の教育レベルでも、教員から「木造住宅の設計は、デザインの設計で終わらず必ず構造技術者に安全の検討をしてもらいなさい。」と指導している人は、ほとんどいてないと思います。
機械設計では使用後直ちに安全性能が判る場合があるが、木造住宅の設計では地震が発生した時でないと、それが判らない。 飛行機や船、車等の信頼率に比べ・・・・