日本各地の温泉旅館で女将(おかみ)・仲居さん見習いを体験した台湾の楊麗芳さんから、彼女の著書「(Spa
Lady楊麗芳の)日本温泉之旅」と「台湾温泉之旅」が送られてきました。
きっかけは、同期の中で数少ない現役である台湾現地法人の社長、石井さんが私のホームページを楊さんに紹介してくれたのが始まり。これを見てくださった楊さんが、さっそく、上記の本二冊を贈ってくださった次第です。
楊さん、石井さん、どうもありがとうございました。
温泉に恋しているという楊さんの初恋の相手は、20年前に台湾の雑誌社の取材で行った登別温泉、以来巡った温泉地は、日本だけで150ヵ所、世界各地の温泉にも出かけています。
温泉の真髄を極めるには、お客を迎える温泉旅館の内側を体験しなければ、と群馬県・新潟県・静岡県の温泉旅館で女将や仲居さん見習いとして体験修行もされました。
これらの温泉巡りや体験を元にした著書「日本温泉之旅」を出版し、今回、はるばる台湾から私にも贈呈くださいました。
温泉の泉質・効能から始まる本著は、日本の温泉紹介や日本文学と温泉の係わり合いも記載されるなど、最近の浮ついた温泉ムードが優先した日本の温泉紹介雑誌より、よほどしっかりした図書です。
台湾にも100ヶ所以上の温泉があるそうで、同封された「台湾温泉之旅」に、温泉好きの日本人から見ても素晴らしい温泉(地)の幾つかが紹介されていました。
台湾でもっとも人気のあるトラベル トレンド ジャーナリスト・温泉作家として、温泉の魅力、日本・台湾の温泉地・温泉旅館、温泉学、入浴マナーなどを新聞、雑誌、温泉ガイドブックに執筆している楊さんは、台湾と日本を温泉という架け橋で繋ぐ温泉大使と言えそうです。