所在地:和歌山市(加太町)

 
温泉名:加太温泉

 
  
    
      | 住 所 | 和歌山市加太町 | 
    
      | 電 話 | 073−459−0015 | 
    
      | 交通機関 | 阪和自動車道和歌山ICから約18km 
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      | 施 設(日帰り) | 喫茶、ロビー、売店、駐車場(50台) | 
    
      | 宿 泊 | 45室  平日・2食付12,000円〜 | 
    
      | 泉 質 | ナトリウム炭酸水素塩泉  29℃ | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴時間 | 不詳 | 
    
      | 定休日 | 無休 | 
    
      | 入浴料金 | 大人1,000円 | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男女各1 | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー | 
    
      | 観光スポット | 淡島神社、加太淡島汀菖園、和歌山城、紀伊三井寺、友ヶ島、ポルトヨーロッパ、黒潮市場 | 
    
      | お土産・食事 | 有田ミカン、梅干、紀州漆器、備長炭、 日帰り入浴ではここで食事は取れない。
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      | 近くの温泉 | 花山温泉、紀州黒潮温泉、和歌浦温泉、犬鳴山温泉 | 
    
      | 和歌山市HP 観光協会HP
 吾妻屋HP
 
 | http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ http://www2.odn.ne.jp/%7Echx69820/
 http://www.ryokan.or.jp/azumaya/
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      | 雑記帳 | 司馬遼太郎の「しりくらえ孫市」に登場する雑賀孫市の活躍の居住地が、現在の和歌山市内だったかもしれない、という記事を読んだ。時の権力者である織田信長、豊臣秀吉に楯突く孫市には、はなはだ痛快なところがあって、夢中でこの小説を読んだ記憶がある。 | 
  
 
施設名:吾妻屋シーサイドホテル (入浴:2002.2.11)
 
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
和歌山市は、言うまでもなく紀州徳川家の居住地、再興された和歌山城以外にも徳川家縁の寺社・建造物・公園等が数多く現存する。近年になって、観光事業に力を入れ、海岸沿いにマリーナシティが建設され、ポルトヨーロッパや黒潮市場等をオープンさせている。海水浴場も、加太、片男波、磯の浦他多くあり、夏休みシーズンは大変賑わう。
加太(かだ)は和歌山市の北、親指のように突き出した岬の先端、大阪府の岬町と接している。大阪から手軽にいける行楽地で、雛流しで有名な淡島神社、冬季には椿が見られる加太淡島汀菖園があり、紀淡海峡の対岸には淡路島、その中間には行楽地である友ヶ島がある。
和歌山市のホームページによれば、市内には5つの温泉があるようだが、温泉ガイドブックに紹介されているのは、加太以外に「花山温泉」と「天然紀州黒潮温泉」の三つである。
湯は、無色透明・無味無臭のナトリウム・炭酸水素塩泉(源泉温度29度)である。
温泉仲間のAR氏と一緒に、2月の寒い日、菖蒲園の中にある温室で展示されている椿を鑑賞後、ここに立ち寄った。施設のホテルは昭和40年前半に開業し、その後何度か別館が増設されているが、一昔前の「観光ホテル」の趣、やや時代遅れの感がしないでもない。しかし、和歌山県の最西端、目の前に広がる紀淡海峡から、友が島・淡路島を見渡すオーシャンビューは素晴らしく、ここの夕日もさぞかし見事だろうと推測した。
ホテルは文字通り施設名「シーサイド」に相応しく、堤防を隔てただけの海岸線にある。宿泊客は、間違いなく部屋から望む海の景色、日没に感動するだろう。
風呂は露天はなく、内湯だけ。しかし、豪華な石板敷き、かなりの大きさ、二面が天井から床まで達するガラス窓で、目の前の紀淡海峡が素晴らしい。湯は高めに設定されているが、これは後から入浴してくる宿泊客に適温になるように配慮しているためだろうか。私の所有しているガイドブックでは、外来入浴不可、となっていたが、実際は入浴できた。
行かれる前に、これが可能かどうか、確認さされることをお勧めする。
(左の写真はパンフレットから)
加太温泉 吾妻屋シーサイドホテル  (和歌山県)
和歌山県の温泉