大淀温泉大淀町老人福祉センター  (奈良県)
所在地 : 吉野郡大淀町
温泉名 : 大淀温泉
使節名 : 大淀町老人福祉センター (入浴日:2003年11月10日)
大淀町は吉野川の北岸にあり旧街道筋の町、吉野川水運の拠点として、また奥吉野地方の入口として重要な役割を果たしてきた。現在も国道169号線・309号線・370号線が交わる交通の要衝にあり、そのためか吉野郡にあって稀有な人口増加の町で、平成12年度で2万人を超えている。特産品としては、明治中期、大阿太高原で栽培が始められた20世紀梨の他、吉野茶、ぶどう、しめじ、アユなどがある。町内の「吉野路大淀iセンター」で特産品の買物や食事ができる。
月曜日、午前中から雨が本格的に降り出してきた。これぞ温泉日和。奈良の温泉完全制覇を進捗させるために、昼過ぎに我が家を出て吉野方面に向かった。
2時間後に大淀町に入り、近鉄下市口から南へ吉野郡で最も規模の大きい歴史を感じさせる商店街の途中の交差点を右折、370号線をほんの少し五條方面に進み、大淀病院の手前の細い道を左折、吉野川沿いにある大淀温泉に到着した。。大淀温泉から眺める水量豊かな吉野川の景観は素晴らしかった。温泉は吉野川の川底250メートルを掘って汲み上げている透明な強食塩泉である。
福祉センターから眺めた吉野川(内湯からの景色も同じ)
ここは、昭和54年に建設されたかなり古びた町立の老人向け福祉センターで、温泉は当施設内にある。
悪天候にもかかわらず、65歳から70歳代の高齢者が多数来館していた。これは、施設名に相応しく、地元の高齢者は無料あるいは低料金で入浴できるためであろう。
風呂はL字型の中規模の内湯のみだが、右の写真の風景を見ながらの入浴はなかなか気持ちがいい。(入浴客多く風呂の撮影出来ず)
泉質は強食塩泉で、かなりの粘り気があるはずだが、これをあまり感じずサラサラした湯だった。
  
    
      | 住  所 | 吉野郡大淀町下淵370 | 
    
      | 電  話 | 0747−52−9733 | 
    
      | 交通機関 | 西名阪・郡山ICから国道24・169・309号線で約35km 近鉄吉野線下市口駅から徒歩15分
 近鉄吉野線下市口駅から五条行きバスで6分、大淀病院前バス停から徒歩3分。
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      | 施  設 | 食事処(広間)、休憩室、ロビー、マッサージ室、カラオケ、駐車場(20台) | 
    
      | 宿  泊 | 無し | 
    
      | 外来入浴時間 | 11〜18時(10〜3月は11:00〜17:00まで) 
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      | 定休日 | 毎週火曜日と第1・第3水曜日及び国民の祝祭日の翌日と12月28日〜翌年1月4日 | 
    
      | 泉 質 | ナトリウム・塩化物強食塩泉 | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴料金 | 大人500円 小人300円 (町内在住者は年令に応じて無料〜300円) | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男1女1 
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      | 浴室備品 | 石けん、ロッカー | 
    
      | 観光スポット | 広橋梅林、丹生川上神社下社、梨観光園(秋) | 
    
      | お土産・食事 | 食事は館内で可能、「吉野路大淀iセンター」で両方可 | 
    
      | 近くの温泉 | 下市温泉、中庄温泉、津風呂湖温泉、吉野温泉、吉野山温泉、新吉野温泉 | 
    
      | 大淀町HP | http://www.town.oyodo.nara.jp/ | 
    
      | 雑記帳 | 大淀町は吉野山、奥吉野、169号、309号線上の秘湯に行く場合、いつも通過していた。しかし、大淀温泉は地元在住者優先の福祉施設の色合いが濃く、ずっと後回しにしていた。近くにもう一つ、吉野町老人福祉センターがあり、ここに中庄温泉がある。同日、ここにも寄ったが、あいにく休館日、次の機会とした。 | 
  
 
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