所在地:宇陀市榛原(はいばら)区

榛原町は2006年1月1日付けで大宇陀町などと合併し宇陀市となった。
(旧)榛原町は奈良県東部の中央にあり、地形は近鉄榛原駅で標高が約300メートル、山林が多く、また冷涼な気候に適したダリアの球根の栽培も行われている。
古くから大和の東の玄関口として伊勢神宮に詣でる人々で賑わっていた榛原は、近隣の町村とともに神武天皇の建国神話の舞台の地で、さらに大和朝廷の東方遠征の軍事的な要衝の地であった。
榛原の町名も記紀(古事記・日本書紀)に由来している。
 
源泉名:みはる温泉

 
  
    
      | 住 所 | 奈良県宇陀市榛原区福地255 (旧住所:宇陀郡榛原町福地255)
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      | 電 話 | 0745−82−5611又は1126 | 
    
      | 交通機関 | 名阪国道針ICから国道369・165号線経由約10km 近鉄大阪線榛原駅から徒歩20分又は同駅から送迎バス(毎時10分発)
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      | 施 設 | レストラン(本館)、休憩室、売店、駐車場(130台)、 宿泊施設 | 
    
      | 宿 泊 | 43室 1人1泊2食付 7,350円〜 | 
    
      | 泉 質 | ナトリウムー炭酸水素塩泉(湯温22.5度浴用加熱) | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴時間 | 10時〜19時 | 
    
      | 定休日 | 年末年始 | 
    
      | 入浴料金 | 大人500円 小人250円 | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男女各1(別に宿泊・宴会用に男女各1)、寝湯、ジェットバス | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー | 
    
      | 観光スポット | 長谷寺、室生寺、明日香村(高松塚古墳・石舞台等) | 
    
      | お土産・食事 | 食事は当施設で可。 特産品としては高原野菜。 | 
    
      | 近くの温泉 | 長谷寺温泉、大宇陀温泉 | 
    
      | 宇陀市HP 美榛苑HP
 | http://www.city.uda.nara.jp/ http://www.miharuen.com/
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      | 雑記帳 | 数年前、榛原で「全国難読町村サミット」が開催されて、日本各地から38町村が参加した。奈良県は地元で開催ということもあったので、7町村が参加した。しかし参加した町村名を見ると、何れも奈良の歴史の奥深さを感じさせるものばかりであった。名前の由来はともかく、皆さんはこの町村名、いくつ読めますか? 都祁村・平群町・斑鳩町・菟田野町・当麻町・野迫川村・榛原町
 (正解:へぐりちょう・いかるがちょう・うたのちょう・たいまちょう・のせがわむら・はいばらちょう)
 
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施設名:美榛苑 (入浴:2002.9.26)

 
温泉棟の館内は最近の豪華な公営温泉と比較して非常に質素、露天風呂もなく内湯のみである。
内湯も大浴場というには気が引ける小ぶりの風呂で、6〜7人入ると満員、横にある正方形のジェットバスは多分温泉ではないだろう。わずかにグレー色の温泉は構造的に掛け流しとは見えなかったが、肌に滑らかなことこの上なく、よほどアルカリ度が高いのであろう。パンフレットに謳っている「ローションをつけたようなしっとり感」は誇大ではなかった。PH8.5以上になるとアルカリ性(「弱」が取れて)温泉となるが、この湯はそれに近いように思えた。
奈良県下で最初の「療養温泉」に認定されたことも肯けた。
小さな風呂なので混みあうとどうしようもなくなる。比較的空いている季節・曜日・時間を予め確認のうえ出かけられることをお勧めする
データは変更されている可能性もあります。お出かけ前にご確認ください
榛原に温泉があることは知っていたが、温泉情報誌等ではほとんど紹介されておらず、ここを通過して奥深い川上村・上北山村・天川村などの秘湯を巡っていた。雨が土砂降りの某日に榛原を通過したとき、時間的な余裕があったので入湯温泉の数稼ぎに立ち寄った。
近鉄・榛原駅から車で坂道を3分くらい、町営の立派な宿泊施設・美榛苑の横の傾斜地を利用して、、日帰り入浴専用施設である別館が建てられていた。地下2階に当たる駐車場からの入り口からエレベータに乗ったとき、同乗した年配の男性が、連れの奥さんに「ここの湯は最高だ」とさかんに誉めていた。
日帰り温泉施設はこの左側にある。
みはる温泉 美榛苑  (奈良県)