所在地天川村洞川(天川村については天の川温泉参照)


天川村の一部は吉野熊野国立公園に属し、日本百名山、近畿最高峰の八経ヶ岳を擁す大峯山脈から清流が村内に流れ出し、
「水の郷百選」に選定されている。さらにこの地の洞川(どろかわ)湧水群(通称、ゴロゴロ水)は、「名水百選」に選ばれている。
また洞川の背後にある大峯山は、役(えん)の行者・小角が開いた修験道発祥の地であり、神仏が宿る霊地として信仰を受け、1,300年前から今日に至るまで女人禁制となっている。
(洞川温泉紀の国屋甚八のページと同じ文章)

温泉名:洞川(どろかわ)温泉

天の川温泉洞川温泉紀の国屋甚八参照参照)
天川村役場近くで国道309号線から離れ、山上川に沿って県道21号線を北上すること約5km、まるで江戸・明治時代にタイムスリップしたような宿が並ぶ洞川温泉に入る。狭い街道沿いは、華やかな温泉街でなく、山岳信仰の地に相応しい雰囲気を感じさせる。
洞川温泉の宿は江戸時代中期に創業、300年といった長い伝統を持つ。それはここが大峯山で修行する行者達の宿場として栄えてきた歴史によるもので、宿には「行者の宿」といった看板も目につく。
湯は弱アルカリ性、無色・透明・無味の単純温泉で、旅館街の手前、山上側の対岸に日帰り入浴施設として「洞川温泉センター」がある。

(洞川温泉紀の国屋甚八のページと同じ文章)
旅館街の手前、清流・山上川沿いに立つ村営の日帰り温泉施設。
こじんまりした建物は地元の杉がふんだんに使われ、大浴場には高野槙、浴槽には杉が用いられている。いかにも木の国に相応しい雰囲気だ。
露天風呂は深めの石組みで湯は半分ほどまで張られている。温泉はPH8.2の弱アルカリ性単純温泉、湧出量は1002リットル/hで豊富とは言えない。ここは大峰山への登山口、またみたらい渓谷遊歩道の終点でもあり、登山やハイキング終えた後の疲労回復や汗を流せる場所として人気がある。
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
    洞川温泉センター (奈良県)
住  所 吉野郡天川村洞川232
電  話 0747ー64−0800
交通機関 西名阪・郡山ICから国道24・169・309号線で約60km(下市町から県道48号線を南下する方が距離的に短いが、隘路を長距離ドライブするのでお奨めできない)
近鉄吉野線下市口駅からバス1時間20分、洞川温泉下車
施  設 休憩室、ロビー、駐車場(50台)
宿  泊 なし
外来入浴時間 11:00〜20:00 (8月中は21:00迄)
定休日 毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
泉 質 弱アルカリ性単純温泉
適応症 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴料金 大人510円 小人150円(7才〜12歳未満) 6歳未満は無料
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1
浴室備品 シャンプー、ボディソープドライヤー
観光スポット 大峯山(女性入山禁止)天河大弁財天、鍾乳洞、ゴロゴロ水、龍泉寺、かりがね橋、山上ヶ岳歴史博物館、みたらい渓谷遊歩道、洞川自然研究路
お土産・食事 季節のアユ・アメノウオ(アマゴ)・ヤマメ、名水豆腐、ごろごろ水(下記)柿の葉寿司
食事処は上述
近くの温泉 天の川温泉センター、みずはの湯(温泉ではない)
天川村HP
商工会HP
みやそいHP
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/
http://www.ntcs.ne.jp/tenkawa/
http://www.ntcs.ne.jp/tenkawa/shop/taberu/02.html
雑記帳 ごろごろ水は名水百選・洞川湧水群の名水。五代松鍾乳洞のすぐ近くにあり、清冽な湧水が岩の間から流れ出るとき、洞窟に反響してゴロゴロ音を立てていたので、昔からこの名前で呼ばれていた。この名水を求めて多くの人が取水に来て大変な混雑となり、最近ではパイプを延長させて一度に多数の人が取水できるような設備を設けた。
それでも休日の場合は、午後2時過ぎまで大変混み合うそうだ
施設名:洞川温泉センター (入浴日:2004.4.5)
4月5日、前日の悪天候と打って変わって春爛漫を思わせる快晴、西名阪国道・都祁の「針道の駅」に集合して、先ず大宇陀町の「瀧桜(通称:又兵衛桜)」を観に行った。
樹齢300年の枝垂桜、背景の桃の花に映えて、流れ落ちる滝を思わせる見事な姿が人々を魅了し、毎年、7〜8万人が観桜に押し寄せる。
温泉仲間と8分咲きの又兵衛桜
信仰の山、女人禁制の大峯山を背景に
   真言宗大本山龍泉寺         境内の大峰山第一水行場
大峯山秘伝の和漢胃腸薬、いたるところでこの名前の看板を見かける。
名水で作られるこの店の豆腐は絶品
名水「ゴロゴロ水」の取水。休日は2時頃までは長時間待ち(地元の人のアドバイス)
洞川温泉バス停前の「みやそい」の「岩魚定食は岩魚の塩焼き、名水豆腐、アマゴの甘露煮、猪肉の燻製、山菜ウドン(ソバ)などがついて1,500円。合わせて、単品で季節のフキノトウ・タラの芽の天ぷらを注文、4人とも感動しながら頂きました。
他に「「山の幸・川の幸定食(2,000円)」「あまご天丼(1,200円)」などがあります。洞川に行かれたときは是非ご賞味をお奨めします。