所在地:高槻市


温泉名:花の里温泉

住 所 高槻市大字原3−2−2
電 話 0726−87−4567
交通 名神高速茨木ICから国道171号線府道115号線約10km
施 設(日帰り) 喫茶、ラウンジ、駐車場(30台) 
宿 泊 33室  2食付13,000円〜
泉 質 単純泉及びナトリウム炭酸水素塩泉(「雑記帳」参照)28.5℃
適応 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照)
入浴時間 11時〜19時  
定休日 無休
入浴料金 大人1,300円
入浴施設 内湯男女各1、露天風呂男女各1
浴室備品 シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー
観光スポット 摂津峡、高槻花しょうぶ園、桜公園、神峯山寺、ハニワ工場公園
お土産・食事
近くの温泉 高槻高田温泉、伏尾温泉、
高槻市HP
花の里温泉HP
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/
http://homepage2.nifty.com/hananosat-sansuikan/index.html
雑記帳 私が山水館で入浴した一週間後、横を流れる芥川の800メートル下流で、スーパー銭湯タイプの日帰り温泉施設「花の里温泉弐号泉・祥風苑」が開業した。ここは山水館が掘削、地下1,000メートルで当たった温泉を使かって建設したもの。泉質はアルカリ性炭酸水素塩泉、いわゆる美人の湯で、源泉温度42度、湯量は毎分453リットルと豊富、療養温泉規格をクリアーし、飲泉も可能だ。山水館もこの湯を使用しているようで、同館のホームページでは「二色の温泉」と謳っている。
施設名:山水館 (最終入浴:2002.12.4)
摂津峡花の里温泉・山水館 (大阪府)
データは変更されている可能性もあります。事前にご確認ください。
私が入浴したのはお昼過ぎ、クラッシクな中規模の内湯、露天風呂へはいったん服を着て3階に上がり、また渓流に向かって石の階段を下りる(写真)。簡単な脱衣所があるのみ、しかし渓流を眼前に見る情緒ある露天で、ここが大阪府の温泉ということを忘れる。一緒に行った家内の方は名物の高さも長さも10メートル近い自然の岩を配した内湯、それにそこから直接つながっている露天風呂に入浴した。毎日、午後3時に男女が入れ替わるようである。
温泉のある山水館は昭和51年に料理旅館として創業、昭和57年に温泉掘削を開始、しかし泉脈に当たらず、一時は生活費さえ事欠く状態になったが、ようやく2年後、泉温28.4度、PH9.4のアルカリ性の単純泉を掘り当てた。
山水館への最後の道は短いが、摂津峡を真下に見る極端に細い道で、車一台がやっと通れるくらいでスリルがある。そういうわけで、山水館は摂津峡の渓流の飛沫がかかるくらいの距離に建っている。
高槻市の市章は大阪市と京都市の市章を組み合わせて高槻の「高」を象ったもの。高槻市は文字通り京阪両都市の中間に位置し、両方の通勤圏として発展、人口は36万弱に達している。
一時、古代史に没頭した私は、高槻市内の真の継体天皇陵と言われる今城塚古墳、藤原鎌足の墓と言われる阿武山古墳を訪ねた。戦国時代には宿場町の芥川や城下町の高槻は戦場となり、織田・豊臣時代には、キリシタン大名の高山右近もこの地を治めた。