指崎温泉 民宿いけもり (富山県)
所在地 : 氷見(ひみ)市
温泉名 : 指崎(さっさき)温泉
施設名 : 民宿 いけもり(入浴日:2004.12.15)
住 所 |
氷見市指崎1632 |
電 話 |
0766−74−6123 |
交通機関 |
能越自動車高岡ICから国道8号線四屋IC経由国道160号線などで約20km
(国道160号線を氷見から七尾方向へ進み、阿尾交差点を左折して約1km。)
JR氷見線氷見駅から送迎車利用
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施 設 |
休憩所 売店 駐車場(50台・・目測) |
宿 泊 |
15室 2食付8,000円〜 |
泉 質 |
ナトリウム塩化物泉 |
適応症 |
不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
入浴時間 |
9時〜21時 |
定休日 |
第1・3木曜日 |
入浴料金 |
大人(中学生以上)500円 小学生以下200円
休憩所利用入浴 大人1,000円 小学生以下500円 |
入浴施設 |
男女別内湯1 男女別露天風呂1 |
浴室備品 |
シャンプー、ボデイソープ、ドライヤー、ロッカー |
観光スポット |
氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館、氷見市海浜植物園、十二町潟水郷公園 |
お土産・食事 |
予約無しで日替わり定食が可能のようだが要確認。小さな売店有り。
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近くの温泉 |
氷見有磯温泉(さっさきの湯) 竹原温泉(竹原の湯) 岩井戸温泉、西田温泉、氷見灘浦元湯 |
氷見市HP
いけもりHP |
http://www.city.himi.toyama.jp/
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/ikemori/main.html |
雑記帳 |
氷見ブリ
ブリは、スズキ目アジ科ブリ属の回遊魚で、寿命は7〜8歳。体長120cm程度まで成長する。日本海では春から夏にかけて北上し、晩秋から初冬にかけて南下、、富山湾へ来遊する。
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和倉温泉に宿泊した後、帰路にまだ入浴していない富山県の温泉に立ち寄ることにしていた。氷見市にある氷見有磯温泉が国道160号線沿いにあるのでこれに向ったが道に迷い、偶然見つけた民宿の温泉で入浴した。手元にある複数のガイドブックでも紹介されていない温泉だった。
氷見市は富山県の西北、能登半島の東側の付け根に位置し、人口は約6万人、主な産業は農業と漁業だ。中でも日本海側有数の氷見漁港には、150種類以上の魚が水揚げされるが、特に初夏のマグロ、冬の寒ブリ、氷見イワシは広辞苑に掲載されるほど有名だ。
氷見(ひみ)という珍しい名前は、
・古代、蝦夷防備の狼煙を監視する場所で、狼煙の火を見るところ だから火見と言った
・海をへだてて、立山連峰の万年雪が見えるところだから氷見と言 った
などの説がある。
氷見の寒ぶり(写真は氷見市HPから)
本来は別の温泉に入浴する予定で、和倉温泉から氷見市にやって来た。ナビの指示通りに、国道160号線上の氷見市阿尾信号を右折したが、目的の温泉は見つからずうろうろしていたところ、のどかな田園地帯の中、「源泉指崎の湯」と書かれた源泉の囲いを見つけた。すぐ前に、大きな赤い屋根の家があって手前にはかなりの車が駐車していた。そこが指崎温泉だった。
後で入浴客に聞いたところ、ここは、あたり一帯を撮影した空中写真の中で、この場所だけ色が違っていたので、掘削を始めたところ温泉が湧きだした。はじめは、簡単な露天風呂だけだったが、地元住民の要望で食堂や休憩所を造り、最後に現在のような民宿を営むようになった、とのことだった。
持参した温泉ガイドブックにこの温泉の記述が無かったので、半信半疑で玄関を開け、出てきた女性に「入浴できますか?」と尋ねたところ、「どうぞ、500円です」の答えが帰ってきた。
奥の日当たりのよい畳の休憩所には、地元の人が7,8人座って、親しく談笑していた。
こじんまりしたフロントの左手から男性用浴室に入ったとたん驚いた。畳2枚くらい、タイル張りの素朴な浴室を想像していたが、どうしてどうして10人くらいは入れる本格的な内湯、その向うには東屋で被われた立派な露天風呂があった。
湯はやや茶色がかって、いかにもホンモノの温泉という感じを抱かせる食塩泉である。
周囲の田園風景、民宿の素朴でほのぼのとした雰囲気、それに本格的な風呂、なんだか得をしたような、それでいて心和む気分になって、ここを発った。
民宿にこんな立派な風呂があったので驚いた。
露天風呂は温め、加温してないせいかもしれない。
赤い屋根が目印。
安っぽいペンション風でないのが好ましい。上は目の前にある源泉の囲い。
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