所在地:伊賀市

(旧伊賀市は平成16年11月1日の合併で市域を拡げた。) 
温泉名:伊賀上野温泉    
 
  
    
      | 住 所 | 三重県伊賀市西明寺2756−104 (旧住所:上野市西明寺2756−104)
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      | 電 話 | 0595−24−7000 | 
    
      | 交通機関 | 名阪国道友生ICから約2km 近鉄伊賀線上野市駅からバス10分、文化会館口バス停下車
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      | 施 設 | 軽食・喫茶、休憩室(大広間)、マッサージルーム、カラオケルーム 駐車場(250台) | 
    
      | 宿 泊 | 1泊2食付 8,500円〜 | 
    
      | 泉 質 | アルカリ性単純温泉 | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴時間 | 10〜21時(入館は20時30分迄) | 
    
      | 定休日 | 無休 | 
    
      | 入浴料金 | 大人700円、子供(3から2)350円 | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1、サウナ、ジャグジー、ジェットバス、寝湯等 | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー | 
    
      | 観光スポット | 上野城、芭蕉翁記念館、俳聖殿、伊賀流忍者屋敷、鍵屋の辻、伊賀信楽古陶館、ダンジリ会館 | 
    
      | お土産・食事 | 伊賀牛、ようかん漬、組紐、金谷(すき焼き)、わかや(豆腐田楽)、本陣こんにゃく屋 | 
    
      | 近くの温泉 | 月ヶ瀬温泉、伊賀の里温泉、大山田温泉、朝妻温泉 | 
    
      | 伊賀市HP 観光協会HP
 サンピアHP
 | http://www.city.iga.lg.jp/ http://www.igaueno.net/
 http://www.ict.ne.jp/~sp_iga/index.html
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      | 雑記帳 | 三重県の温泉に行く場合、自宅の前を通る国道163号線で先ず伊賀上野に出る。市内近く163号線と25号線が交わる交差点のすぐ西側にある「鍵屋の辻」は、日本三大仇討ちの一つ、伊賀の仇討ちの決闘の場だ。剣豪・荒木又右衛門が岡山藩・渡辺数馬の仇討ちを助けて、宿敵・河合又五郎他を葬ったこの地の角には「みぎいせみち、ひだりならへ」と刻まれた道標が立っている。ここは伊勢街道と奈良街道の交わるところ、敵を待つには絶好の場所だった。 私は、中学生時代、講談社の講談本を濫読、柳生十兵衛、塚原ト伝等の剣豪や三大仇討ち(他に赤穂浪士と曽我兄弟)の本等をわくわくして読んだものだ。それだけに偶然に鍵屋の辻を見つけたとき、「ここが荒木又右衛門」の36人切りの場所か!」と感動した。
 
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施設名:ウエルサンピア伊賀  (入浴:2001.9.30)
 
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伊賀上野温泉・ウエルサンピア伊賀 (三重県)
三重県西部、伊勢、近江、大和の山々に囲まれた上野盆地の中央に位置する(旧)上野市は人口63,000人弱、藤堂藩の城下町は碁盤目状に区画され、小京都の一つに数えられている。藩主・藤堂高虎は、徳川家康から伊賀・上野を与えられるに当たり「津は平城なり、当座の休息所までと思うべし、上野は要害の地、根拠とすべし」と内示し、以前からあった平山城を拡張し、高さ日本一と言われる30メートルの石垣の上に築城した。彼は築城の名人と言われ、伏見城をはじめ多くの城の築城・修築で指揮をした。現在の天守閣は昭和10年に建設されたものだが、ここで黒澤監督の「影武者」のロケが行われている。
ここはまた、俳聖松尾芭蕉の生誕地、正保元年(1644年)、現上野市赤坂町で生まれた芭蕉は、藤堂藩の侍大将に仕える一方で俳諧を学び、その後江戸に出て俳諧師となった。上野市には芭蕉に関係する観光スポットが数多くある。
戦国時代の伊賀は小さな武士集団が割拠し、そこから伊賀流忍術が発生し、服部・百地(ももち)、藤林が三大忍家となった。家康に雇われたた服部半蔵一派は徳川家のお庭番として江戸に呼ばれ、、「半蔵門」の地名が今も皇居の側に残されている。滋賀県甲賀地区には「甲賀流忍びの宿 宮乃温泉」という温泉宿があるが、ここの湯には伊賀流忍術ゆかりの名前は冠せず、地元出身の芭蕉に因んで「天然温泉芭蕉の湯」と称している。
三重厚生年金健康福祉センターの温泉施設で、温泉温度は30.9度、PH9.2のアルカリ性、湯量は30リットル/分と少ない。アルカリ度の割にヌメリ感が薄いのは、湯量の少なさを補うために循環だけでなく、加水しているせいかもしれない。
和洋二種類の中規模の大浴場、それに二つの露天風呂がある。私が入浴したのは「洋」の方で、吹き抜けの天井は温室のようなガラス張り、明るい太陽の光がタイル張りの浴場内に注がれていた。サウナ、ジャグジー、薬草湯等のバラエティに富んだ風呂も備わっている。施設の外観はコンクリートの箱状、内部・浴室ともスポーツ施設とそれに付属する浴場のような感じ、温泉情緒を望む施設ではない。
そのため、入浴しているのは地元の高齢者が多い。
湯上りには、大広間、軽食堂、マッサージルーム、カラオケルーム等が備わっている。
芭蕉の旅姿の俳聖殿
仇討ちで有名な鍵屋の辻と数馬茶屋
桜満開の上野城
写真はパンフから
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