本館503号室。10畳+BT(シャワートイレ)+広縁+ベランダ。直前予約プランで、11,000円(平日2人1室1人)。
部屋から見た本館(5階)及び別館(6階)。館内にプールや地ビール施設もある堂々たる造りの大型ホテルだ。
平日午後3時、広い駐車場を愛車が独占。76室。2人1室1人13,000円~(最新・詳細情報はこちら。)。
大小の岩石が巧みに配置された露天風呂は、重厚感たっぷりだ。
朝食は充実したパン食。ミルク・トマトジュースそれに野菜もたっぷり。
通常の和食会席もあるが、低料金のプランはすべてバイキング料理となる。
食事会場となる「バーリーハウス」は120席、天井が高く豪華な造りで、ここで造られている地ビールも味わうことが出来る。
指定されたテーブルは廊下に近い席だったが、これは最安値プランだったので止むを得ないだろう。
夕食は和洋中がデザートを含めて40品程度、高級食材は使われていないが、朝食を含めてま~満足のいくもので、宿泊料金を勘案したら、コスパは上々と感じた。
日帰り入浴不可(隣接する姉妹館・木曽路館で可)
南木曽温泉は、旧中山道の宿場町で、往時の風情を残す妻籠から車で5分の距離にある。一軒宿のホテル木曽路は、堂々たる欧風の外観だが、76室のほとんどが和室、館内も浴衣で歩ける。大きな露天風呂が売り物だ。
部 屋 | 4.2 | 風 呂 | 4.8 |
朝 食 | 3.9 | 夕 食 | 4.0 |
接客・サービス | 4.1 | 清潔感 | 4.3 |
冷凍ズワイガニの脚は細かった
あこや貝
果物・デザート類もけっこう充実。
ムール貝のスパゲティ
不詳
南木曽町には、宿がある温泉地として富貴畑高原温泉郷・南木曽温泉・柿其温泉それに滝見温泉の4ヶ所がある。
これとは別に日帰り施設の温泉として、あららぎ温泉がある。
江戸時代の五街道の一つ中山道、江戸・日本橋を起点として最初の宿場が板橋、数えて42番目が南木曽路の妻籠。
その妻籠から旧飯田街道の国道256号線で飯田方面に向かって5kmほど進むと、周囲を山々に囲まれた高台に立つ南木曽温泉に到着する。
南木曽温泉には、一軒宿で、1997年(平成9年)にオープンしたホテル木曽路がある。西欧風の華麗な外観で、内部もシャンデリアが下がるなど豪華、なんで木曽にこんな宿が出来たの?と不思議に思ってしまう。
そのホテル木曽路に隣接して、姉妹館の木曽路館がある。「日帰り温泉大型ドライブイン/南木曽温泉そば道場」とPRしている。
馬籠より観光化されておらず、宿場の雰囲気が残る妻籠。
風呂は檜の内風呂を持つ「縁覚の湯」と150トンもの巨岩をくり抜いた石風呂がある「満天の湯」があり、それぞれに岩石を積み上げた複数の露天風呂が点在する。
深夜で男女が切り替わるので、宿泊すれば全部の風呂に入れる。
両方を合わせると400坪の広さになり、上記の通り、宿泊者の風呂に対する満足度が高いのが頷ける。
この他に、檜造りで4~5人が入れる大きな浴槽を持つ貸切風呂(50分2160円)が2ヶ所ある。
源泉は単純温泉で、pHが9もあるアルカリ性なので、しっとり感がある。
入浴だけの立ち寄り湯は受け付けていないが、隣接する木曽路館で手軽に入浴出来る。
料 理
住 所 | 長野県木曽郡南木曽町吾妻2278 |
電 話 | 0264-58-1126 |
交通機関 | 中央自動車道中津川ICから国道19号線・256号線で約25km JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通バス保神行きで20分、ホテル木曽路前下車すぐ |
宿 泊 | 76室(和室53室、洋室12室、和洋室6室、その他5室) |
泉 質 | アルカリ性単純温泉(源泉温度39.1℃ pH9.0 湯量357ℓ/分)) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
日帰り入浴時間 | 不可 |
入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1、貸切風呂(有料2) |
観光スポット | 妻籠、馬篭、花桃(4月下旬~5月上旬 )、柿其渓谷、寝覚めの床、赤沢自然休養林、御岳ロープウエイ、天竜ライン下り |
お土産・食事 | 館内で食事・土産可能 |
近くの温泉 | 富貴畑高原温泉、滝見温泉、柿其温泉、中津川温泉、苗木温泉、昼神温泉、木曽御岳温泉、西野温泉 |
南木曽町HP 観光協会HP ホテル木曽路HP |
http://www.town.nagiso.nagano.jp/ http://www.nagiso-town.ne.jp/ http://www.hotelkisoji.jp/ |
雑記帳 | 「木曽路はすべて山の中である」の一節から始まる島崎藤村の名作「夜明け前」の舞台となった木曽路は、正確には中山道の一部である。 南木曽町にある妻籠宿は、木曽路十一宿の中でもとりわけ江戸時代の面影を色濃く残している宿場で、ここに足を踏み入れるとタイムスリップした気持ちになる。 |
風呂の満足度が飛びぬけて高い。
縁覚(えんかく)の湯
じゃらんクチコミ総合4.3 (宿泊者83人平均 2014.9・8現在)
デザート類は完全にカロリーオーバー。
主菜を盛り付け。
野菜類はふだん通りにどっさり。
南木曽と書いて「なぎそ」と読む。長野県の南西部、木曽谷の南に位置し面積の94%が森林、県下で最も人口が少ない町である。
町の中央を流れる木曽川は、流域60kmに渡りV字谷状地形を造り上げ、木曽の桟・寝覚めの床などの景勝地がある。
木曽川に流れ込む支流の上流には、木曽を代表する渓谷美を誇る柿其渓谷、日本の滝100選の田立の滝などの名勝がある。
町域には、旧中山道の宿場町として栄えた「妻籠(つまご)宿」と「三留野宿」がある。
特に妻籠宿は、南側にある馬篭(まごめ)宿とともに、木曽路最大の観光スポットとして多くの観光客が訪れる。
中山道と飯田街道の分岐点にある妻籠宿は早くから地域ぐるみの町並み保存が展開され、他に先駆けて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
重要文化財の脇本陣奥谷をはじめ、江戸の風情を残す数多くの民家や店が軒を連ねている。
手前の檜の風呂の先に岩風呂が3ヶ所。
掛け湯の風情が良い。
一番奥の風呂は、滝のように湯が落される。
縁覚の湯の露天風呂には、檜の浴槽もある。
150トンの石をくり抜いた豪快な石風呂は迫力満点だ。ここは、脱衣所・洗い場・内湯・露天風呂の仕切りが一切ないので、開放的だが冬場は寒いかもしれない。
豪華な檜の内湯は7mx4m位の大きな風呂だ。
4つの浴槽がある露天風呂は、周囲の山も見えて開放感抜群。但し、写真の方が実物より広く見える。
大小の岩石で縁どった重厚な露天風呂。一方の湯船はジャグジー付。周囲の山が展望出来て開放度抜群。
欧風・吹き抜けのロビー・ラウンジは高級感が漂うが、館内はすべて浴衣でOK。
風 呂