部屋からの風景。
ロビーの囲炉裏では夕方に蒟蒻、朝は味噌汁が味わえる。
しっとりした高級感があるロビー・ラウンジ付近。
料 理
翡翠の産地で知られる糸魚川市を流れる清流・姫川の右岸と左岸、新潟県と長野県に跨って湯煙を上げる小さな温泉地・姫川温泉。
新潟県側にあり、自家源泉1500リットル/分の湯量を誇り、料理も好評なホテル國富翠泉閣に宿泊した。
風呂は男女別の内湯と露天風呂の他に、貸切風呂が3ヶ所あるが、料金が45分で2,100円と高額だったので入浴しなかった。
毎分1500リットル/分という湯量が今も維持されているか不明だが、広い内湯の風呂からは温泉が惜しみなく溢れ出て、浴室の床を流れている様を見ると、湯量が豊かなことが実感できる。
小さめの風呂から、温泉が贅沢に溢れ出る風景はたくさん見ているが、これだけ大きな風呂の全面から流れ出てるのを見るのは初めてだ。
源泉は2本有るのだろうか、2種類の泉質が掲示されていて、一つはナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉(pH6.3 41.6℃ 鉄味・炭酸味)、二つ目はナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(65.4℃ 高温の為加水)で、こちらが1500リトル/分の湯量を誇るようだ。
住 所 | 新潟県糸魚川市大所885-1 |
電 話 | 025-557-2000 |
交通機関 | 北陸自動車道糸魚川ICから国道148号、県道375号を小谷方面へ20km JR大糸線平岩駅から徒歩10分 |
宿 泊 | 43室 洋室6・和室35・和洋室2室。 宿泊料金は2012年6月現在で16,000円~25,000円程度 最新詳細情報は下記のホテルHPを参照ください。 |
泉 質 | (1)ナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉(pH6.3 41.6℃ 鉄味・炭酸味) (2)ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(65.4℃) |
適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) |
施設(日帰り) | ロビー休憩、駐車場30台 |
日帰り入浴時間 | 午後2時~午後8時(予約不要) |
定休日 | 不定休 |
入浴料金(日帰り) | 大人 1000円 |
風 呂 | 内湯:男1女1 露天風呂:男1女1 貸切風呂3(日帰り入浴出来るか未確認) |
浴室備品 | シャンプー・ボデイソープ・ロッカー・ドライヤー |
食事・喫茶 | 近隣に無し 国道148号線沿いに点在 |
観光スポット | 下記観光協会HP参照 |
近くの温泉 | 小谷温泉・島温泉・奉納温泉・白馬乗鞍温泉・来馬温泉・下里瀬温泉・栂池温泉・白馬乗鞍温泉・白馬八方温泉 |
糸魚川市HP 糸魚川観光協会HP 小谷村観光HPH ホテル國富翠泉閣HP |
http://www.city.itoigawa.lg.jp/ http://nunagawa.ne.jp/ http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/onsen/index.html http://www.kunitomi.co.jp/ |
壺から温泉が落される。
撮影忘れ:里芋そばつゆ饅頭等
上述の通り、糸魚川市はフォッサマグナの西端が縦断している。
フォッサマグナは、日本の主要な地溝帯の一つで、東北日本と西南日本の境目で、本州中部地方から関東にかけて縦断する。
フォッサマグナの中央部を南北に火山の列が貫き、北から新潟焼山、妙高山、草津白根山、浅間山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山等が並ぶ。フォッサマグナが通る所には温泉が湧出するが、姫川温泉もその一例だ。
手元の温泉ガイドブックで、長野県(小谷村)と新潟県(糸魚川市)の両方に紹介されている通り、姫川温泉は姫川を挟んで両県に跨る。
と言っても旅館は長野県側に2軒、新潟県の1軒(厳密には姉妹館を入れて2軒)だけの小さな温泉地だ。
度々の氾濫で暴れ川の異名がつく姫川沿いにあった姫川温泉だが、平成7年7月の大雨による土石流と洪水により、源泉が土砂に埋まるなどの大きな被害を受けた。
日帰り入浴施設は無いが、3軒の宿とも日帰り入浴を受け付けている。
反対側から撮影した浴室。
こういうタイプのかけ湯(上がり湯)があると雰囲気が出る。
広い風呂だが浸かると、温泉が豪快に溢れ出る。かけ流し風呂の愉(湯)楽だ。
部屋 | 4.3 | 夕食 | 4.6 |
風呂 | 4.4 | 接客サービス | 4.7 |
朝食 | 4.3 | 清潔感 | 4.5 |
2012年6月19日現在 じゃらん経由宿泊者43人評価平均
部屋は305号室「蘭」。
10畳+畳の広縁4畳で、バス・トイレ・洗面所は独立している。
予約した「リラクゼーションルームー 源泉でゆっくりプラン」は、平日2人1室ー1人16,950円。
部屋に電動マッサージがドカーンと置いてあった。
4階建てで2基のエレベーターが設置されており、待つストレスが無くて心地良かった
湯口が温泉成分で赤茶色になっていた。
宿泊したホテル國富翠泉閣の前を走るJR大糸線。通過時刻を宿で聞いて待つことしばし、やってきた列車は、一両列車だった。最寄り駅は「平岩」で徒歩10分ほどだ。右側を清流・姫川が流れる。
風 呂
施設名 : ホテル國富 翠泉閣 (宿泊日:2011.10.30)
新潟県との境に接する長野県小谷村の秘湯・小谷(おたり)温泉に泊まった際に姫川温泉を知った。
国道148号は、かっての塩の道・千国街道。
姫川渓谷の谷間を望む楕円形の内湯。手前が熱めの湯だが43℃程度。風呂の全面から温泉が流れ出し、床を濡らしている。3面がガラスなので光線がたっぷり差し込んで来る。
長野県北安曇郡白馬村を源流とし、糸魚川市を流れ日本海に注ぐ姫川。1999年以降4回にわたって、一級河川の水質ランキング日本一に輝いた。
長野県側から姫川越しに見る堂々としたホテル國富翠泉閣。
野菜のジュレ
銀あんかけ
鍋物(きのこづくし)
お造り(鯛、カンパチ、ヤリイカ、甘エビ)
人参のスープ
和風酢豚
松茸・栗ご飯
豆乳のプディング