所在地:塩谷郡藤原町

 
温泉名:鬼怒川温泉

 
施設名:
鬼怒川公園岩風呂 (入浴:2003.7.17)

 
東京・目黒区の実家を出発して2時間余り、東北自動車道宇都宮ICで降り、国道119号線に乗り換えて西北に進む。
間もなく、車は道の両側にそそりたつ巨大な杉並木の中に入っていく。「日本の道100選」の一つ、徳川家康を祀る東照宮に通じる日光街道の有名な杉並木だ。
道標に従がって右折、「日光猿軍団」「日光江戸村」、時間があれば寄ってみたい有名スポットの案内板を過ぎると塩谷郡藤原町、栃木県の三大温泉地の一つ、渓流沿いに大小の旅館・ホテルが立ち並ぶ鬼怒川温泉に到着した。
この日の宿泊地は那須温泉郷、遠回りして鬼怒川温泉に立ち寄った。
ここには5ヶ所の日帰り温泉施設があるが、私が入浴した「鬼怒川公園岩風呂」は当地で一番最初に開設された町営の日帰り施設。
鬼怒川公園駅から徒歩5分くらいの鬼怒川公園に隣接、周辺によくマッチした武家屋敷風のこじんまりした建物で、食事処は無い。
内湯は岩風呂と桧風呂の2つ、小型の庭園露天風呂があり、湯は無色透明、ヌメリ感のあるアルカリ性単純温泉だった。
江戸時代には日光詣の大名や高僧しか入浴できなかった滝の湯(鬼怒川温泉の旧称)は、明治時代に庶民にも解放され、昭和初期に鉄道の開通に伴って大きく発展した。
鬼怒川渓谷に沿って80軒近い旅館・ホテルが立ち並ぶ鬼怒川温泉は、その規模からして草津・熱海に匹敵する関東の大温泉地だが、バブル崩壊後に団体客が激減し、大型旅館・ホテルの経営はかなり苦しいと聞いている。温泉街で使われている代表的な温泉は、動力で揚げた複数の温泉の合泉のようである。
東京支社でサラリーマン生活をスタートさせた昭和40年(1965年)の翌年、業界20社の人事担当部門の懇親会が鬼怒川温泉で開催された。私は上司の課長のもとで右往左往しながら幹事役を務めた。それから40年後の再訪だった。
  
    
      | 住 所 | 塩谷郡藤原町藤原19 | 
    
      | 電 話 | 0288−76−2683 | 
    
      | 交通機関 | 日光宇都宮道路今市ICから国道121号線で約15km(私は日光街道を利用) 東部鬼怒川線鬼怒川公園駅から徒歩5分
 
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      | 施 設 | 休憩室、駐車場(40台) | 
    
      | 宿 泊 | 無し | 
    
      | 泉 質 | 単純温泉 | 
    
      | 適応症 | 不記載(理由は「温泉の基礎知識ー温泉の効能」参照) | 
    
      | 入浴時間 | 10時〜20時30分(午後9時閉館) | 
    
      | 定休日 | 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) | 
    
      | 入浴料金 | 大人500円 小学生250円 | 
    
      | 入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男女各1 | 
    
      | 浴室備品 | シャンプー、ボデイソープ、ロッカー、ドライヤー | 
    
      | 観光スポット | 竜王峡(奇岩の渓谷)、鬼怒川ライン下り、日光江戸村、日光猿軍団、日光 | 
    
      | お土産・食事 | 土産・食事は施設内では不可なので、温泉街や国道沿いの食事処・土産屋で。 土産としては湯葉・漬物など
 
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      | 近くの温泉 | 川治温泉、塩原温泉郷(塩原11湯) | 
    
      | 怒川・川治温泉 観光協会HP
 鬼怒川温泉旅館
 組合HP
 | http://www.kinugawa-kawaji.com/http://www.kinugawa-onsen.com/
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      | 雑記帳 | 鬼怒川の名の由来 1.毛野国(けのくに)に流れていた毛野川(けのかわ)がなまって鬼怒川となった。
 2.鬼が怒るように荒々しい流れから名付けられた。
 3.水源が鬼怒沼であることから呼ばれるようになった。
 等の説がある。
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