入道ヶ岳(906m)
椿大神社〜北尾根〜山頂〜井戸谷〜椿大神社

H19年1月14日
参加    9名

先週は大荒れで大山5合目までと不発だったので今日は雪の入道ヶ岳を大いに期待していました。
登山口椿大神社(つばきおおかみやしろ)は何かイベントがあったのか、なかったのか、大勢の人出、車です。神社を通り越して椿キャンプ場へ行くとバンダナ、長靴姿で交通整理しているRちゃん発見!Rちゃんは(L円さまの友人)鈴鹿在住のベテランで鈴鹿はおまかせ〜!です。
今日はガイドをしてくれるそうで全員大船に乗りました\(^o^)V/


(お茶畑と入道ヶ岳   円さま提供)

ここからは北尾根コース、二本松コース、その間に井戸谷コースがあり、今日は北尾根〜山頂〜井戸谷コースです。
その名に違わず椿が多く幼木がたくさん献木されそれぞれに名札がついています。これが大木になる頃は空が見えなくなるのでは…?
ジグザグののぼりから尾根に出ますが谷あいからけたたましい犬の声!銃声!が何度も聞こえます。
谷にこもるのかお腹に響くような銃声でそれが近くなったり、遠くなったり。ヒャーどうしよう?誰がトップを歩く?などモメています。と言いつつ上下赤い服のRちゃんがトップを歩いてくれます。そう言えばナカノオオエさんもそれを察知してか今日は赤い帽子と赤い上着です。あわてて赤い帽子を取り出します。

大久保集落分岐から少し下ると急登がお待ちかねでした。木の根やロープをつかんで今日の唯一の急登です。振り返ると鈴鹿の街がどんどん開けて伊勢湾がキラキラに光っています。四日市コンビナートはエネルギッシュに白い煙を吐き出しています。
パッチワーク模様のように見えるのはお茶畑だそうです。帰りにその付近を通ったら霜よけの扇風機(何て言うのだろう?)様のものが林立していました。

避難小屋を過ぎる頃から樹相が変わって雑木になり急に明るく、このあたりから雪になります。雪はどんどん深くなり30Cくらいでしょうか、真っ白の雪を踏んでうれしくて皆歓声です。
アセビの純林を通ります。雪の中でもう小さな蕾をしっかりつけて健気です。


(アセビの純林と鎌ヶ岳)

アセビのトンネルを抜けると北の頭、大展望!
わア〜い!鎌ヶ岳?御在所岳?雲母峰?入道ヶ岳?奥宮?釈迦ヶ岳?
大展望に青空も見えてきて大はしゃぎです。でもこの時期にしては雪が少ないそうです。(Rちゃん曰く)

北の頭も山頂も風当たりがきついので一上りして奥宮へ、ここは窪地になっていて奥宮が祀られています。雪上の暖かい陽だまりで昼食です。
奥宮から少し下るとここも明るい草原状になってフカフカの雪がたっぷりです。ウサギの足跡が続いてそこへ足跡をわざとつけて走り回って転んだり、埋まったり、雪まみれで遊びました。


(ウサギの足跡)

山頂は広い台地状で雪は飛んでいます。鳥居があり小さな1匹の鯉のぼりが激しく風に泳いでいます。
鈴鹿の街一望、野登山、仙ヶ岳、宮指路岳、鎌ヶ岳、御在所岳、釈迦ヶ岳、雲母峰、四日市、伊勢湾、対岸の知多半島と素晴らしい展望の山頂です。360度の展望、広く明るい山頂はそれだけに風がきつく雪が飛んでしまっています。ここでは転げ回って遊ぶことは出来ません。さすがに寒いです。

下りは井戸谷コースです。カール状の急斜面で真下の樹林帯まで一直線です。

ヒールカットで慎重に下り始めますが少し慣れると大胆になり半分滑りながら駆け下ります。リーダーはシートを出して尻セードをして大いに楽しんでいます。前に転んだら転落、尻モチをついても下まで行く〜など言いながらもワイワイ、キャーキャーとこの斜面で最後の雪遊びでした。

あぁ〜楽しかった〜
樹林に入って沢筋を下ります。小さな避難小屋を一つ過ぎて背の高い杉林の緩やかな下りです。

木漏れ日の中、椿キャンプ場へ帰ります。

久々の雪遊びでした。
やっぱり雪はうれしい〜!楽しい〜!さて次はどこで遊べるのかなぁ〜〜〜
コースタイム
椿キャンプ場 9:50→北の頭 11:55→奥宮 12:06(昼食)12:35→山頂 12:50→椿キャンプ場 14:20
L 円の亡者さんの報告